MEMSAS(Micro Electro Mechanical Systems Actuator Sensor)の技術

マイクロマシニング,ナノテクノロジーと呼ばれる微細加工技術を用いて,小さくとも様々な機能を有する医療機器を開発しています。作製には半導体微細加工,超精密機械加工,レーザー加工,分子や原子レベルの制御など,様々な最新技術を用いています。
東北大学先進医工学研究機構の組織と臨床医師および医療機器メーカーと協力しながら研究開発を行っています。

マイクロアクチュエーター(小型駆動素子)

エネルギーを動きに変え小さな筋肉のような働きをするマイクロアクチュエーター(形状記憶合金,圧電素子など)を低侵襲治療機器に組み込むことで,精密な手術治療を体内で行うことができます。 当社は切開や縫合の他に,光や音響エネルギーなどを使った新たなマイクロ治療機器を開発し,体内における顕微鏡レベル,細胞レベルの超精密検査・治療を可能にすることを目指しています。

マイクロセンサ

マイクロマシニング,ナノテクノロジーと呼ばれる微細加工技術によって作製された物理量や化学量を検出する微小な素子の総称をマイクロセンサといいます。メムザス(株)は血管内の圧力を測る為の非常に小さな(125マイクロメートル)圧力センサの開発に成功しました。当社の製品は超小型センサにも関わらず,電気や磁気の影響を受けず正確な測定が可能です。